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ドル円、クロス円は来週さらに下落する可能性を考える

最近、休日にチャートをゆっくり見れてなかったので、検証していくと、いろんな疑いが出てきます。相場は結局のところ、いろんな可能性を疑っていく作業であって、「自分を信じる」とか「一貫性」なんてものは、年単位の長期でものを見る人以外は、命取りになったりするのが常なので、勝ちを確信したところが怖いところだなあといつも思います。

 

ドル円が96.8のラインからの反発が単純に弱いものだったので、ドル円、クロス円とも、まだ底を見ていない可能性で、来週以降、さらに下を掘る、という形を考えてみます。

 

まず、一番わかりやすい気がするポンド円の日足チャート。

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ポンド円の日足チャート見ていると、持ち合いのe波終了地点から160までの半値の下落から反発していますが、5波の波は4波の持ち合いと同様、3波構成でトライアングルを描くため、これは判断が微妙なところですが、もう1段、下に向かう可能性が出てきます。目処としては持ち合いTLがある153円前後から152円前半までも見れるので、もしそうなった場合、必然的にユーロ円、ドル円も同じ軌道を描くことになります。

 

ユーロ円日足。

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ドル円日足。

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ユーロ円は許容できるのが129円台ミドル、ドル円は94円ミドルといったところでしょうか。正直なところ、この形になった場合、ドル円に至ってはどこが底になるかというのはかなり読みにくいですが、ユーロ円とポンド円の底とは同期するはずですので、そうなった場合、クロス円の動きを見ながら底を判断する、というのが実際のところかもしれません。

 

ドル円に関してはここまできたらもはや5波なのか、というツッコミはあろうかと思いますけど、便宜上、他のクロス円と同様のカウントで捉えているので、こういう表記にしています。もし、次の押しがくれば、その次の波では初動の100.6は越えるはずですが、正直なところ、ここまで強い反発が起きるには相当なドル高が必要になるので、今のところはなんとも見えないところです。

 

こうなった場合、ドルストレートの下落については来週も加速はしない、と考えなければならないので、来週、債務問題は進展せずに週を終える、というファンダ的には最悪の状況で月末に向かうかもしれません。

 

どうなるにしても、来週の動きはひとつの節目になるところですので、いろんな可能性を考えて望みたいところです。