ウェブ屋ブログ

ウェブのことはほとんど話題にしないウェブ屋のブログです。

債務問題解決に向け欧州通貨は売りの準備?

前回はドル円とクロス円の下落の可能性だけ見てみましたが、一方、ユーロとポンドの欧州通貨の対ドルについてはすでに中期的な下への目線は強まってきているように見えます。

 

特にポンドドルが顕著ですが、週足、月足レベルでも、下落トレンドである限りはすでに限界点まで達したように考えられますが、日足レベルでも4月に1.56から1.5付近まで下落したときまでと同様の形を、7月から今月までの上昇の形でも描いているように見えます。

f:id:weby95:20131014032226p:plain

 

ユーロドルについては、上げもそこまで激しくなかった分、下げも渋っていて微妙な形ですが、おそらくポンドドルと同様の形で、日足25日線を割りこむと、そのまま75日線を割って崩れる形になっていくように見えます。

f:id:weby95:20131014032232p:plain

  

今週、アメリカの債務問題が解決するかどうかは決まりではありませんが、少なくともドルストレートについては中期的な視点ではすでに上を維持することはなさそうと見ています。形がはっきりと崩れるまでは予断を許さず、慎重に見て行きたいところですので、ユーロドルは日足終値レベルで25日線を割ってから売ってからでも遅くはないような気がしていますが、きっかけ次第で一気に売りが加速してもおかしくない形のような気がします。

 

こう考えると、仮にリスクオフの円買いが強くなったとしても、ドル円はポンド円やユーロ円にくらべて下がらないか、横の状態を維持し、円売りが強まれば、両者に比べて伸びていくと考えられますので、前回、ポンド円の上値の違和感からドル円、ユーロ円の可能性を導きましたが、仮にクロス円が下落してもドル円については200日線のサポートが効く可能性の方を見ています。また、資源通貨はすでに対ドルや対欧州でも強気を維持しているので、リスクオンの状況になった際、一番強いのは豪ドルになるかもしれませんね。

 

ドルについては今週は大事な週なので、事の顛末を見守るしかないですねー。