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ドル円は98円割れの可能性もある

久しぶりの更新になりますが、大相場が近そうだということで、ちょっと私見の相場観をまとめてみようと思います。

 

基本的にドル円を中心に書きます。個人的には日経平均先物の売りが多いんですが、市場の動向を見る上では、市場参加者が多い為替相場の方が、セオリー(集団心理)に忠実なチャートを描いてくれる傾向が強いためです。

 

さて、ドル円のここ6年ほどのおさらいですが、2011年10月に最安値75.57円をつけて以降、50円も値を上げ、2015年6月に125.85円の高値をつけました。2017年11月現在、その高値を超えることはできておらず、未だ調整相場の中にある、という認識で問題ないかと思います。

 

ここでエリオットさんの登場です。調整相場は通常、Aの推進波、Bの調整波、Cの推進波の3波で構成されます。この3つの波の取り方が今回の焦点になります。

 

前提として、推進波は5波構成、調整波は3波構成になります。(エクステンションが発生して、5波が7波に見えたりすることは往々にしてありますが。)

 

さて、ドル円の週足です。

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高値の125円から2016年6月の98.96円までの下落をA波としてカウントすると、2017年11月13日現在では、その高値を超えられていないため、2016年12月の118.66円までをB波、それ以降をC波としてカウントしています。C-1波はリーディング・ダイアゴナル・トライアングルの形状にはなっていませんが、似たような動きだったので長めになっており、現状はC-2波が終わろうとしている、という仮説です。このように波を取れるのであれば、115円に届かずに反落するロジックも汲み取れるかと思います。

 

仮にそう取ると、C波ではA波の98.96円を割らなくては調整が完了しません。よって、もし107円を割りに来ることがあれば、98円割れも可能性として残されていることを念頭に置いてトレードしていかなくてはならないなーと思ってます。

 

もちろん、仮にこの調整が終われば、再び上昇を続けることになると思いますが、早くても来年の春以降になるんでしょうね。

 

まあ、仮に115を超えるとまたややこしくなるんですが、その時はまたその時で。