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ドル円暴落の場合の「デッドライン」を検証する

さて、アメリカ議会の騒動も決着が見えたところですが、ドル円は99をつけたことで今日でひとまずこれで96.5からの上げの波は終わったかのように見えます。

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問題はこの後の下落調整で98のラインを守れるのかどうか、ということが焦点になりそうですが、持ち合い下限からの上げが99までしか上げられなかったことで、また一段と下を見る可能性も強まっています。ドルストレートについても、下値トライが何度も失敗している事からも、もう一段上を見る可能性が出て来ています。

 

先週も下落の可能性の値を漠然と割り出してみましたが、仮にここから下落した場合、どこまでの可能性があるのかということを改めて考え直してみたいです。

 

ほとんどの人の予想は6月安値の93.8あたりは割らないだろうと考えているかと思いますが、自分は最悪のデッドラインは黒田砲前の値の92.73の気がします。つまり、そこを割らない限り、中長期の週足レベルでの上昇の形は崩れない、と考えています。それは面白いことに、上の時間足チャートが証明しているように見えます。

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この92.7-103.8レンジと捉えれば、まったく起こりえない形ではないです。もちろん下落の後は、急激な反発で年末に向け、年初来高値越えを目指すことになると思いますが、これは去年の11月のアベノミクス上昇前の時期にオバマショックを引き起こし、一度レンジ下限に落としてから反発上昇した形と酷似しています。一度、下に振れなければ、これ以上は年末までに上昇の力が出にくいわけですね。長期のポジションを構築している場合も、93.8をストップに置いている層は比較的多いようにも考えられます。

 

どのような形になるにせよ、やっと待ち望んだボラが出る相場がやってきそうですので、慎重かつ大胆に行きたいですね!