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ドル円はダイアゴナルトライアングルを作らないんじゃないかって話

まだドル円が年初来高値を越えてないですけど、ドル円の5波は当初想定してたウェッジを作らないんじゃないのかなーっていう考えがちょっとあります。

 

とりあえず、ユーロ円の日足。

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これは5波のウェッジで、典型的なダイアゴナルトライアングルの動きだと思います。いつも思うんですけど、クロス円の中ではユーロ円が一番綺麗な形になりやすい気がするんですよね。

 

これだと、遅くとも年末から来年1月くらいにはウェッジを下抜けて調整相場に入りそうなんですけど、少なくとも調整は半年以上は続くはずなので、しばらく派手に落ちるようなこともなく、夏か秋くらいまで、ゆっくりレンジ作りながら10円ちょっと下げてくイメージですかね。ポンド円も速さの違いはあれど、似たような形になると思ってます。

 

そうなってくるとドル円は同様の形を作るとは言えない位置にいます。

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見た目はまだレンジなわけですが、クロス円の波のカウントに合わせると、5波は開始されていて、すでに5-2波を終えて5-3波の途中、という見方です。96.8あたりのサポートの堅さは確認しましたが、ドル円もユーロ円、ポンド円の調整とほぼ同様のタイミングで調整相場に入るはずなので、そこまでに年初来高値より上でウェッジを作る時間はもうないんじゃないか、という考えです。

 

ユーロ円やポンド円のチャートの想定からすると、激しい円売りは調整相場を挟んだ来年以降でなければ来ない前提で考えているので、年初来高値を更新するには必然的にドル買いがこなければ成立しなくなりますが、ドルストレートは上値の重さを確認して下降に転じるとすれば、ユーロ円とポンド円は又裂き状態の中で小幅な動きになっていってウェッジを形成していく、と考えられるので、ドル円についてはウェッジを形成しにくい、クロス円と比べれば一方通行な地合いになるんではないかと思ってます。

 

ドル買いの材料が特になさそうなファンダの中で、ドル買いが起こるとすれば何をきっかけに起きるのか、興味深いところです。