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8月の為替の展望その2〜ドル円が下がるパターンを考える

前回はドル円の上抜けを前提として書いてみましたが、逆に今月は下に向かって走る可能性についても触れておきたいなぁと思ったので、書いてみます。それだけ、すぐにはっきりとどちらかに抜ける、と言えるような局面ではない気がしてますので。

 

ドル円8時間足。上のラインに抑えられるようなら、よくない形になりそうです。

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続いて一番強いユーロ円4時間足。

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現状のドル円、クロス円は日足や4時間足では上限いっぱいまで伸びきってしまったという見方もでき、週足は高値を切り下げていっている局面でもあるので、先週の高値を上限にストップで売りを試せる位置でもあります。逆に言うと、先週の高値を越えない限りはまだ上抜けに賭けて買うには大きいリスクが生じる気もします。

 

7-8日の日銀金融政策決定会合でもしネガティブに捉えられる発言が出て、下限のラインを割り込んで走るような展開になると、ドル円は大局では101.5-97.5あたりで天井レンジを形成していたということになり、94円前半あたりまで急落する可能性も出てくる形になります。こうなった場合、おそらくはドル安というより、日銀に対する失望による円高に伴った動きになると思いますので、ユーロドルが伸びるかどうかというのは正直微妙な感じがしますが、イタリアショックの時と同様に、日足MAの角度から考えても戻りもそれなりに早くなる気がしています。仮にこうなっても、今のところは8月には底をついて、その後上抜けるイメージでいます。

 

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こんな感じで、今週の動きは、どちらに振れるにしても重要になる気がしていますので、どちらの方向も考えておきたいところではあります。